足尾(あしお)鉱毒(こうどく)事件(じけん)
足尾(あしお)銅山(どうざん)で銅(どう)を作(つく)り出(だ)すときに出(で)た毒(どく)が、近(ちか)くにある渡(わた)良(ら)瀬川(せがわ)に流(なが)れ出(で)て田(た)畑(はた)に被害(ひがい)をあたえ,多(おお)くの農民(のうみん)が苦(くる)しんだ。栃木県(とちぎけん)の衆議院(しゅうぎいん)議員(ぎいん)だった田中(たなか)正造(しょうぞう)が、国会(こっかい)にこの問題(もんだい)を取(と)り上(あ)げたり、天皇(てんのう)に直接(ちょくせつ)うったえたりしたことで有名(ゆうめい)。