1 薬品の扱いと調製 

 〜塩酸、水酸化ナトリウム、過酸化水素水〜

 ☆ 薬品の扱いについて

  @ 薬品の管理

    ・薬品庫を整理します。

    ・薬品の在庫を確認します。(薬品がなくなったら、すぐに注文し補充したり、使う量を見極め

                     年度末に購入したりしておく。量としては、その年度に使い切れる

                     量が望ましい)

   ・劇物、毒物、危険物の把握(ラベルの表示)をします。

   ・薬品は使ったら必ずもとの場所に戻す。

   ・薬品カード(使用ノート)を作成し、記入する。

   ・ラベルははがれてしまうことがあるので、ビンに油性マジック等で薬品名、購入日、使用開始日

    を記入しておきましょう。


 A 薬品の廃棄と処分

   ・古くて使えないものは処分します。

 B 実験廃液の保管・処理

   ・酸性廃液とアルカリ性廃液は混ぜた後で以上に発熱することがあるので、容易に混ぜないよう

    にします。

   ・金属を含む廃液は、土壌を汚染し、生物内へ蓄積するなどの害を及ぼすので安易に流さない

    ようにします。

  ・児童生徒にも、廃液をうかつに流さないことを指導します。

  ・薬品の保管は、薬品庫で保管するなど厳重に行うようにします。

  ・廃液は、最低3種類に分類します。(酸性廃液、アルカリ性廃液、有機溶媒廃液)
   有機溶媒廃液とは、メタノール、エタノールなどアルコール類、ベンジン、シンナー、ガソリン等です。

 C 実験後の廃液の捨て方

  ・実験後、薄めずに集めます。