pH 水素イオン濃度と行って、基本的には水溶液中の水素イオンの量を示します。リトマス紙やBTB溶液で調べることもできます。

pH7を中性として、pHの値が小さくなるほど酸性、大きくなるほどアルカリ性といえます。

国の定めている環境基準ではpH6.5〜pH8.5が望ましいとされています
BOD

Biochemical oxygen demand
生物化学的酸素消費量(要求量)
BODとCODは汚れの原因となる有機物が水中にどのくらいあるかを調べるもの。

有機物(食べ残しや洗剤)を水で流してしまうと、それを食べている微生物も増える。微生物が増えると水の中の酸素が少なくなって魚などが死んでいってしまいます。
BODは、微生物が水中にどのくらい生きているか(酸素を使って有機物を食べているか)を調べるものです。


数値が大きいほど酸素は使われていること、つまり有機物がたくさんあることを示しています。
COD

Chemical oxygen demand
化学的酸素消費量(要求量)
BODとCODは汚れの原因となる有機物が水中にどのくらいあるかを調べるもの。

CODでは微生物の代わりに薬品(主に過マンガン酸カリウム)を使って有機物(食べ残しや洗剤)の量を調べています。

数値が大きいほど、酸素が使われている(有機物と過マンガン酸カリウムの間で酸化還元反応が起こっている)ことを示しています。、
亜硝酸・亜硝酸性窒素
NO
・NO-N
富栄養化の原因の一つです。

生活排水の中には、窒素(有機体窒素)が多く含まれています。この窒素が増えすぎるとプランクトンなどの異常発生がおこります。

有機体窒素(タンパク質など)→ NH
 → NO → NO
                            ←       ← 

数値が大きいほど、汚れた水とであることを示しています。

リン酸・リン酸性リン
PO・PO-P
富栄養化の原因物質の一つです。

この物質が多くなると、コケや藻等が大量に発生し、多くの酸素を消費するため、魚などの水中の生き物が住みにくい状況になります。


数値が大きいほど、汚れた水であることを示しています。
パックテストとは?
水のきれいさ・きたなさを調べるときに使うものです。

色の変化で簡単に、水の様子が分かります。

川のふれあい館「せせら」では無料でパックテストを配布したり、渡良瀬川の水質調査を皆さんにお願いしていることもあります。
ぜひ、やってみましょう!

パックテストに出てくる用語集