足利市の浄水施設(袋川浄化施設・矢場川浄化施設)

右の写真は袋川水門です。
袋川水門は浄化施設ではありませんが、袋川からの水量を調整しています。

 その先にあるポンプ(写真左)で水をくみ上げ、地面の下にある
(れき:小石のようなもの)や土(写真中央)に水を通してきれいにします。一見、広場のように見えますが、地下では水をきれいにする施設があります。きれいになった水は、放流口(写真右)からまた渡良瀬川と合流します。

協力   国土交通省 関東地方整備局 渡良瀬川河川事務所

袋川浄化施設
 渡良瀬川の中流域に位置する袋川や矢場川、蓮台寺川には、昔から地場産業として地域経済を支えていた染色工場の排水などによる汚れに悩まされていました。近年では、都市化が進み、工場排水や家庭排水による各河川の汚れはさらにひどくなりました。
 そのためのさまざまな取り組みのひとつとして、渡良瀬川の浄化施設の建設を行いました。
矢場川浄化施設

 矢場川は、群馬県桐生市から流れてくる渡良瀬川の支流です。矢場川浄化施設は、流域の家庭や工場から出る排水による川の汚れや色を取り除くためにつくられました。

 袋川浄化施設と同様に何もないように見えますが、右の写真の道路の下では浄化作用が行われています。




 今回は2ヶ所の浄化施設を取り上げました。もう少し詳しく、浄化方法が知りたい人は、渡良瀬川河川事務所のホームページを見て、調べてみましょう。