全国学力・学習状況調査の結果の分析と課題
足利市教育委員会
1 平成21年度全国学力・学習状況調査のとらえ
本市におきましては、昭和44年度より、学力検査、知能検査、学習適応性検査を組 み合わせたテストバッテリーを全小中学校において実施してまいりました。特に、学習指導要領の趣旨を踏まえ、児童生徒の学習状況を客観的に把握し指導と評価の一体化を図り、本市の学習指導の一層の改善に役立てております。
平成21年度に実施された全国学力・学習状況調査もテストバッテリーと同様に、児童生徒の学力・学習状況を客観的に把握し、学習状況の改善や学習意欲の向上と学習指導の改善に役立てることをねらいとしています。
2 全国学力・学習状況調査について
本調査で測定できるものは、あくまで学力の特定の一部分です。数値による一面的な解釈や分析により、学級や教科児童生徒の序列化や過度な競争につながらないよう配 慮することが重要です。
しかし、本調査の目的をふまえ、児童生徒の学力・学習状況を客観的に把握し、児童生徒への効果的な学習指導や学習状況の改善等に役立てるため、成果と課題を検証することは重要です。そこで、今年度は「学習指導主任研修会」を実施し、各学校の学習指導主任の先生方に、本市の全国学力・学習状況調査の結果とその考察を説明しました。今後は、各学校においてより一層の学習指導の改善に向けた具体的な取り組みを図ることが大切です。
今後は
・個々の児童生徒の把握と学習及び生活状況の改善 〈児童生徒〉
・教員の学習指導実態の改善 〈教 員〉
・教育課程等の見直し 〈学 校〉
・教育施策の見直し 〈教育委員会〉
に役立てていく必要があります。
3 足利市の結果概要および考察について
教科に関する調査と生活状況調査に分けて、本市の状況を概要としてまとめました。
(1)「教科に関する調査」(小学6年国語・算数、中学3年国語・数学)については、問題Aと問題Bに分け、傾向と対策についてまとめました。
・問題A:主として「知識」に関する内容を中心とした問題
・問題B:主として「活用」に関する内容を中心とした問題

(2)「生活状況調査」(小学6年、中学3年)
・生活状況調査:生活習慣や学校での過ごし方についてのアンケート調査